レポート(活動報告)
4/16(水)第182回長岡経済・産業連携会議を開催
第182回 長岡経済・産業連携会議
(2025年度 第1回)
2025年4月16日
15:30~17:00(意見交換会)
会場:長岡市社会福祉センター トモシア 会議室
出席者:20名
1.あいさつ 座長:髙野裕
第182回長岡・経済産業連携会議を開催します。本日は都合により会場をこちら、トモシアにて開催します。ちょっと狭い会場となりご不便をおかけしますが、ご容赦願います。また、本日は新年度の第1回目ということで、新しく転勤で着任されたメンバーが多くおいでです。そこで、本会の一番の狙い目であります人と人のつながりを促進するための一番の方法である「飲み会」を会議終了後に予定しております。どうぞ、じっくりと歓談頂ければと思っております。初めてこの会においでの方も多いので、私の方からこの会の設立経緯や目的としているところをお話しさせていただきます。この会は2008年のリーマンショックを契機として発足したものでございます。また、その数年前には中越地震で長岡は大きな被害を受けた経験も踏まえ、緊急事態が起きたとき国や県市および政府系金融機関や色々な組織が色々な支援を行って頂けるのですが、それらがバラバラに別々の対応となって、せっかくの支援が十分に被災者や地元中小企業者に浸透しないという経験をしてきました。どれも素晴らしい支援なのですが、同じようなものをバラバラに行うのでなく、連携してまとめて集中的に行ったなら、より効果的に行えるのに、横のつながりがないために情報を共有できず、効果が十分発揮できないということが起こったわけです。いざ突発的な事態が発生したとき、普段から横の人間関係ができていれば、それこそ電話一本で話がまとまり有効な共同作業なり共同開催なりがおこなえて、地元長岡の経済界にとっても有効なものとなり得るわけです。また、国等の機関の担当者は転勤族ですので、長岡に赴任してきたばかりというような場合、まったく人間関係ができていないために十分な活動ができないというようなこともあり得ます。そんな状況をなくして、横のつながりを普段から太くしておくために、定期的に皆さんに集まって頂いて情報交換会を行うことでいざという時のための太いパイプを作っておこうということになったわけです。そのなかでも、一番コミュニケーションを促進する方法が「飲み会」ということで、今日はまさにその「飲み会」の日でございます。そのため、今日は普段お見えでない管理職の方々にも積極的にお集まり頂いているわけでございます。最後に、この会は特にくわしいルールがあるわけではございませんが、毎年度皆さんのご承認を頂いて座長を選出しております。そこで、本年度も引き続き私が座長ということでご承認頂けますでしょうか。ありがとうございます。異議なしということで本年度も引き続き座長ということで進めたいと思います。
2.情報交換
<長岡市>
〇人手不足対策の取り組みについて
いま一番のテーマである人手不足問題に対応するため、長岡市商工部では、今までの産業立地人材課を二つに分けて働き方を担当する人材働き方政策課を独立させました。
○長岡に人を呼び込むために
長岡市では、長岡に人を呼び込むために外国人材の活用について取り組んでおります。今年3月、JICAに採択された「草の根技術協力事業」の一環で、モンゴルの3高専から10人ほどの方がインターンシップでおいでになりましたが、そのうちの約半数が長岡で就職する予定です。
ただ、外国の方ということで、受け入れにあたっての手続きなど多くの課題があります。
外国の方々へは、これまでも「地球広場」において、生活に関する相談等を対応してまいりましたが、令和8年度から「新地球広場」として外国人対応を充実させるため、今年度、雇用・就労相談窓口を試行的に開設し、企業と外国人を対象とした支援を行います。
○令和8年のミライエ東館開設にむけて
東館がオープンする令和8年には、市と長岡商工会議所やハローワーク、その他の機関とのワンストップで対応する産業協創の拠点を整備します。今年度一年かけて検討していきます。
○リーンローンチパッド・プログラム
このプログラムはアイデア発想からビジネスプラン作成を学ぶシリコンバレー生まれのプログラムとして7年目となる事業で、現在まで8社が起業しております。長岡市で起業したい学生、社会人や新規事業を立ち上げたい企業の方を対象として今年も5月10日から開催します。
なお、今回長岡造形大と高専学生の合同チームが全国大会に参加して優勝こそ逃しましたが、優秀な成績を残すことができました。
○その他
<新潟県>
○国・県の企業向け補助金等制度について
新たな販路開拓、省エネ・省力化、デジタル化など、県内企業の新事業展開に役立つ、国及び県の支援策を新潟県のホームページで紹介しています。
この情報は随時更新しています。今後募集が始まる補助事業も多数ありますので、随時チェックをお願いします。
○消費喚起・需要拡大プロジェクト応援事業
○外国人材の受け入れサポート
〇若手社員の職場定着支援(新規)
〇パートナーシップ構築宣言
全国6千件ほどで新潟県は600件ほどです。
〇首都圏・関西圏マーケット開拓事業
銀座の新潟情報館「THE NIIGATA」や大阪の「新潟をこめ」を活用した販路開拓支援。
〇新潟県新事業チャレンジ補助金DX対応
近日中に詳細確定予定です。
〇価格高騰対応設備導入補助金
〇にいがた防災産業展(9月6日、7日)朱鷺メッセにて
防災国体が新潟で開催されることにともなって行われる併催イベントです。
BtoBの商談会です。
〇他
<地域振興局>
〇サバイバルキャンプ
〇親子参加型ネイチャーレンジャー
YouTubeで自ら発信する企画があります。
〇「にもプロ」
若者目線で情報発信する企画、もうすぐ2年となり5,800人のフォロワーがいます。
〇「気になる企業とのコラボセミナー」Vol.9
今まで8回開催し、行政機関の職員対象で開催。今回は長野県の旅館再生した(株)ヤドロク社長による講演です。
〇他
<NICO>
〇「トップランナー挑戦支援事業」
マックス500万円助成です。
〇THE NIIGATA でのテスト販売 参加募集
食品販売を対象として6月1日から8月31日まで行います。申込4月24日まで。
〇他
<ハローワーク>
〇前年同月比0.16ポイント有効求人倍率は低下しています。
求人が減少していることによるものです。
〇人材確保支援
長岡ハローワークが本年度より職員を6人増員して新しいプロジェクトを行います。
製造業、医療・福祉業への就職に向けた支援を専門的に行うコーナーを設置。
職員が積極的に事業所を訪問、早期に信頼関係を築き人材コンサルティングを実施。
など。
〇他
<他>
3.その他
<座長コラム>「長岡の風」第17回は別途掲載です。
以上(作成:髙野裕)

会議の様子
お問合せ/経営支援グループ