長岡商工会議所

レポート(活動報告)

5/15(水)第173回長岡経済・産業連携会議を開催

第173回 長岡経済・産業連携会議 開催報告

座長 髙野裕
 

開催日時 2024年5月15日(水) 15:30~17:00
会場 ミライエ長岡 5階スタジオA・B
出席者 長岡市商工部、新潟県産業労働部産業政策課、新潟県長岡地域振興局他 事務局含め13名

1.座長挨拶

 本会議はいざという緊急時に横のつながりを生かして、長岡経済への対策が円滑に進められることを目的として活動している。その趣旨に沿った企画として本年度は各構成団体を順次訪問することで、より深いお互いの交流の場を持つことができるのではないかとして、早速今回は長岡市の担当ということで、ここミライエ長岡で開催することになりました。
 会議開始前に見学などされたと思いますが、ここは開設されてまだ1年経っていない場所で、それも長岡の明治維新後のスタートである米百俵の財源を元に作られた施設の場所であり、長岡のまさに中心の地での開催です。
 そもそも、本会は転勤族である各団体の支店長さんなどが集まっていますので、長岡が初めてという方もおいでだと思います。そういう方々に対しても、少しでも早く長岡を知っていただくためにも、この会場を順番に移動することで、長岡のいろいろな場面を知ってもらう良い機会だと考えております。
 次回は長岡地域振興局の担当で、新潟県内水面水産試験場での開催となります。会議開始前30分ほどを参加希望者による見学会など企画してもらえると良いかと思います。
 本会議の運営について「座長は、構成団体の互選により定めること」となっておりますが、本年度の座長は引き続いき髙野が行うことでよろしいでしょうか。(異議なしの声あり)では本年度も引き続き座長を引き受けさせていただきます。

2. 情報交換

<長岡地域商工会連合>
新潟県内の商工会は今まで104商工会ありましたが、現在97商工会となっています。これが来年には47商工会になる予定です。県の予定では42と予定していました。長岡地域としては6商工会が一つになって、「長岡南商工会」となる予定です。そんな中で、今月は各商工会の総会が集中して開催されておりますので、本日は途中退席させていただきます。

<長岡市>
○本日は長岡市の施設ということで、ここ、正式名称「米百俵プレイス ミライエ」での開催です。本来であれば消防署での開催を予定していましたが、残念ながら会場が取れなかったのでこちらとなりました。ミライエは開館10ヶ月で30万人から活用いただき、月3万人、1日千人程度の活用をいただいているのではないかと思います。以前の互尊文庫では中高生の活用が多かったことを受け、ここでも中高生の活用も多く、館内で飲食もできるということがウリとなっています。また、NaDeC BASEということで産業界の活用も期待されています。
○河井継之助記念館では、新しく河井継之助の手記が見つかったということで特別展示企画が開催されています。
○長岡は鋳物産業が盛んでしたが、今、人材不足ということで、少しでも長岡の鋳物のアピールになればということで中越鋳物青年研究会が鋳物で作った焚き火台を明日寄贈することになっています。少しでも次の世代の若者に関心を持ってもらえるように、ミライエに飾って欲しいということです。


<新潟県>
○なりわい再建支援補助金:能登半島地震により被害を受けた中小企業を対象
○価格高騰対応設備導入補助金:原油・原材料価格高騰などの影響を受けている中小企業で、省エネ設備・機器などの更新を支援する補助金
○再生可能エネルギー設備導入促進事業:風力、太陽熱、地中熱、雪氷熱、バイオなどの設備
○U・Iターン学生向け就職応援サイト:インターンシップ準備セミナーを開催します
○インターンシップ&仕事体験フェア:6月29、30日に開催
  (髙野コメント)就職に関連するならハローワークと連携するような企画もあって欲しい

<振興局>
○サバイバルキャンプ2024:県内4ヶ所で開催。これは新潟を「キャンプの聖地」とする企画
の一環です。
○かけはしの森育樹イベント:6月1日開催
  (髙野コメント)場所がわかりづらいからネットで検索できるよう願います(対応済み)
○ジブリパークとジブリ展:近美で6月9日まで
○動物たちの浮世絵展:歴博で6月9日まで


<NIC>
○U・Iターン創業応援:県内移住し起業する方、県外出身学生が起業する方などに資金助成
○ベンチャー企業創出事業:独創的なアイデアで創業する者など
○ベンチャー成長加速化支援:概ね創業10年以内の中小企業者で創造的アイデアにデジタル技
術を活用した新ビジネスで、更に高付加価値化を図るもの等
○起業チャレンジ応援事業:新たに起業する方等の経費補助

  (髙野コメント)補助金で人の採用を条件にするものは、現場的には使いづらい
  (髙野コメント)独創的なアイデアがある起業応援も大切だが、その前の独創的アイデアを生み出すための研修など積極的に対応してほしい

<ハローワーク>
○ここの会議に出席したことで、早速新しい取り組みにつながった。長岡商工会議所で外国人雇
用についての話をすることになった。
○新規求職者数は減少している
○求職者のうち34歳以下は全体の24%で前年の25%より減少
○求職者は55歳以上が多く、滞留している
○求職者でパート希望の45%ほどは65歳以上の男性
○女性の活躍推進のために長岡にマザーズコーナー設置され、95.8%と高い就職率
○外国人雇用は長岡で300社ほどある


<商工中金>
○人材確保に役立った方法①就職情報サイト、②人材紹介エージェント、③ハローワーク
○人材の定着に役立った方法、①自社従業員からの紹介採用、②経営者の縁故採用、③ハロー
ワーク
○人材の定着に関する取り組み事例「面接回数や時間を増やし、入社後のイメージを持てるよう
に努めた。求職者の不安解消のために、条件など細かく伝えた結果、定着率が向上した」


<第四北越リサーチ&コンサルティング>
○2024年3月卒 新入社員の意識調査より(回答トップ項目のみ)
県内に就職した理由:自宅から通勤できるから
現在の企業を選んだ理由:職場の雰囲気、社風が魅力的
就職活動で特に参考となった情報収集の方法:対面形式の合同企業説明会
就職活動で特に参考となった内容:働く環境(オフィス紹介、立地など)
就職活動でもっと知りたかった企業の情報:具体的な仕事内容
入社した会社との関係:定年まで働きたい

<その他>
省略

3.その他

次回の案内、年間スケジュールの確認

以上

<座長コラム>は別ファイルで「長岡の風」第8回として計上してあります。そちらを参照くださ
い。座長コラム【長岡の風】はこちら。

(作成:髙野裕)





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