長岡商工会議所

レポート(活動報告)

【座長コラム】第170回長岡経済・産業連携会議を開催

  
2024年2月21日(水)長岡商工会議所601会議室において「第170回 長岡経済・産業連携会議」が開催されました。
 
(1)参加者
 長岡市商工部
 新潟県産業労働部
 新潟県長岡地域振興局
 にいがた産業創造機構
 ハローワーク長岡
 新潟県信用保証協会長岡支店
 日本政策金融公庫長岡支店
 商工組合中央金庫長岡支店
 長岡地域商工会連合会
 国土交通省北陸地方整備局信濃川河川事務所
 日本政策金融公庫新潟支店
 長岡商工会議所
 パートナーズプロジェクト
 
(2)座長挨拶
 あまりにも昨今の気候変動は激しすぎ、自然を相手にする農作物などは今年の秋には大きな影響を受けるのではないかと思われる。そうなると、気候に影響されないものに需要が集まってくることが考えられる。
 
(3)意見交換:次年度の運営方法について
 ペーパーレスを目指して、現在、事前にpdfファイルで情報を共有できるようにして、会議では各自のPCやスクリーンなどで会議を進めるように試行錯誤しながら運営のIT化を積極的に進めている。今後は、この運営についてさらに試行錯誤を繰り返しながら、使い勝手の良い運営方法を模索していきたい。そこで、次年度はいつもこの商工会議所で集まって会議をするだけでなく、メンバーとのつながりを密にする意味でも、各メンバーの事務所や施設に順番に訪問して、そこで会議を開催することを試みてはどうかとの提案を座長からさせてもらった。その結果、全員の了承を得たので、次年度は順番に会場を移してやってみようということとなった。
 もう一点、現在オブザーバーという形で、過去にゲストでおいでいただいた方々から引き続き参加したいという意見を受けて、オブザーバーが何人かおいでだ。しかし、オブザーバーとなっていても、それ以後一回も出席されていない方などもおいでなので、ここら辺で少し整理して、必要であればオブザーバーの方からメンバーになっていただくなりして、オブザーバーを整理することをメンバーに計ったところ、全員からの了解を得ることができた。また、長岡地域商工会連合については、各商工会に希望を取って各会から直接参加したいというのであればそれも検討しようということで前向きの提案がなされ、了承された。
 
(4)参加者からの情報提供
○長岡市
              プレミアム付き長岡市共通商品券を7万冊販売し、現在97%販売済み、あと数日で完了予定。他
○新潟県
 地震被災事業者への支援とエネルギー価格・物価高騰に対応する事業者への支援対策について。メイドイン新潟の認定について:本年はウッドフラワーの「ひのきろうず」、ヒノキの削り屑を活用した商品で檜の香りがあり、リラックス効果も期待できるという。他
○地域振興局
              地域配食サービス等情報一覧表をHPに掲載、関係者へ送付(医師会など)。国際交流の講座を開催、アメリカ、韓国、ロシアの国際交流員がゲームやクイズなど交え紹介、どこでも呼んで頂けます。他
○NICO
              3月8日に「つなぐテクノロジーで実現する生産性の向上」として、県内企業3社の取り組みを紹介、zoom配信ありで参加費無料です。他
○ハローワーク
              新規学卒者の就職状況12月末で大卒等の内定率は前年より良い。他
○新潟県信用保証協会
              1月末現在で前年同期比、長岡市の代位弁済金額は394.9%で約14億円となっている。増加傾向。他
○日本政策金融公庫
              地震の特別窓口を1月4日に北陸3県各支店で設置、600件を超える相談あり。新潟県内では4支店で65件の相談。長岡支店では8件だが、その内訳は柏崎市が目立つ。今後増加するのではないか、特に旅館などの風評被害が考えられる。小雪の影響により経営悪化として相談が急増している。コロナ融資で借入がいっぱいな上、小雪で困っているという相談が目立つ。他
○商工組合中央金庫
              機械製造業:内需振るわず、外需で中国経済の先行き不透明で低調。自動車業界:回復に向かっているが、海外でEVシフト進む中国における日系車の販売低迷などが下押し。小売業界:外出機会の増加やインバウンド需要を受けて、前年同期以上の売り上げを維持。宿泊・飲食業界:パブレストラン・居酒屋は戻りが鈍い。建設業界:住宅投資は弱めの動き。

(5)座長雑感
 今回は、今後の運営について話し合いが行われた。今回で170回となるこの会議、スタートは2008年のリーマンショックをきっかけとして開催された。気がつけば15年ほどの年月が過ぎて、私は最初から継続して出席している。基本的にこの会のメンバーは転勤族の方が多い。だから、長岡は初めてという方もおいでとなる。その意味で、次年度は各メンバーのオフイスに出かけて行って会議を開催する企画、お互いを知る意味でも、メンバーに刺激となる意味でも、面白い企画ではないかと期待している。

 
 
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