長岡商工会議所

レポート(活動報告)

第172回長岡経済・産業連携会議を開催

第172回 長岡経済・産業連携会議 開催報告
                                     座長 髙野裕

開催日時 2024年4月17日(水) 15:30~17:00
会場 長岡商工会議所 601会議室
出席者 長岡市商工部長、新潟県産業労働部産業政策課長、新潟県長岡地域振興局長他 事務局
含め19名

1. 座長挨拶
本年度から会場を毎回移動してメンバーの関係施設などで行う移動会議とする。初回は
長岡商工会議所だが、次回は長岡市の施設で会議を開催することなる。さらに、本日は年
1回の懇親会として会議終了後に会場を移して懇親会を開催する。また、本年度からメン
バーとして各商工会にも出席の打診をしたところ、今回は中之島商工会と与板商工会から
出席をいただいた。

2. 情報交換

<長岡市商工部>

 ○制度融資活用サポート補助金:今年から新規に県のフロンティア企業支援資金の信用保
 障料を50%相当分を補助します。
 ○キルギス共和国の大学関係者及び大使などが長岡高専、長岡技大に昨日お見えになりま
 した。今後、長岡と介護分野や福祉分野、IT関連などの人材交流など長い目で対応して行
 きたい。
 ○長岡市では昨年から楽天グループ(株)の藤田さんがミライエ長岡で活躍していただい
 ているが、さらに今年は(株)イードアの河野さんからおいでいただき、明日から着任す
 ることになって、その調印式が明日開催されます。
 ○長岡市では「がんばる地域企業支援ガイド」を作成しました。その中で、注目の補助金
 をご紹介すれば、「イノベーション加速化補助金」(技術の高度化支援)、「デジタル技
 術活用支援」(一番活用されている)、「再生可能エネルギー導入支援」(市内製造業者
 向け脱炭素化の取り組み支援)などです。
 ○他

<新潟県産業労働部>

 ○県内に起業・創業のスタートアップ拠点が8拠点あるが、新潟県のスタートアップ環境
 は全国では45位と下位に属する。本年の県の重点事業としてビジネスチャンスをつなげ
 ることを推進したい。
 ○防災産業クラスターとして、新潟県が防災産業の拠点として防災分野をリードしたい。
 長岡では長岡技大による「ウォーターチャレンジャー」と船山(株)による「みんなのレ
 スキューデイズ」がある。
 ○事業承継の推進について、マッチング機会の創出のためにオープンネームによる取り組
 みを行っている。
 ○労働威力不足への対応:県はベトナムとつながって人材受け入れをはかる。DXの推進の
 ため、「DXコンシェルジュ」を置いて対応する。
 ○銀座・新潟情報館 THE NIIGATA 5月末にオープンする。1・2Fに県産品、3Fにイ
 ベントスペース、地下に移住相談 8Fに新潟ビットというレストランとなる。
 ○他

<県長岡地域振興局>

 ○災害時の食の備え:3日分を用意、水3L、米1人1日2合、缶詰、カセットコンロ・
 ボンベを用意。
 ○キャンプ場管理者等の情報交換会(第2回)を開催:キャンプ場の管理者など79名が
 集まり、横のつながりを持っ場として意義あるものとなった。
 ○「特命空き家仕事人」の取組:(株)ジュクトワン:気になる企業とのコラボセミナー
 空き家対策で移住者が増えた。
 ○他

<ハローワーク長岡>
 ○有効求人倍率:求職者が増えた:これは昨年6月~9月で製造業が求人をコスト高騰で
 抑えてきたことによる。
 ○高校の学卒者の就職状況:毎年10%づつ低下してきていたが、近年求人は4倍近いの
 で就職しようとする人が増加しているのか
 ○障害者の求職・就職状況:4月から法律改正で法定雇用率が2.5%にUPしたが、不足
 企業が出てきている。
 ○新潟労働局のマスコットキャラクターが決定:「にじー」はトキをイメージ、チュー
 リップを口にくわえて、7つの重要課題をイメージした7色の帽子をかぶっている。
 ○他

<日本政策金融公庫長岡支店>

 ○新型コロナ対策資本性劣後ローン:国から強く勧められている
 条件として事業計画書を策定、民間金融機関等による協調支援体制が構築されている方
 金利は毎年の利益に応じて変動、赤字なら0.5%、黒字なら2.6%以上となる。ただし、
 融資後3年間は一律0.5%
 ○他

<県信用保証協会長岡支店>
 ○代位弁済が昨年の2倍になっている。
 ○他

<その他>

3. その他
次回は5月15日開催、長岡市商工部担当です。

<座長コラム>は別ファイルで「長岡の風」第7回として計上してあります。そちらを参照くださ
い。座長コラム【長岡の風】はこちら。

(作成:髙野裕)





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